こんにちは☆
東広島を拠点に活動中の、
占星術家 美波(みな)です。
今日は、
占星術的に「多重人格」について考えてみます。
「多重人格」って書くと怖いですね~(笑)
私だけかな?
なので、「相反する自分の性格」という風に書きたいと思います。
皆さんは、自分の中に相反する性格の自分っていますか?
この質問、人にあまりすることがないので、
皆さんがどんな風に思っているのか、全然わからないけども、
ホロスコープをみると、
だいたい、みんな「相反する性格の自分」はあります。
占星術で使うサインは12個。
牡羊座からはじまり、魚座で終わる、
いわゆる12星座。というやつです。
その12個に分かれているサインに、
10個の天体が置かれています。
10個の天体が、1つのサインに集中している。
ということは、まずほとんどありません。
「ほとんど」と書いたのは、
ずっとずっと太陽系の軌道をまわしていくと、どこかで全部そろうことが、
この先(もしくは以前)あったかも?しれないけれど、
現在生きている人で、
10天体が1つのサインに集まっている人は、絶対にいません。
みんな、
それぞれ色々なサインを持っています。
つまり、
自分の中に、
「色んなカラーをまとった、自分がいる」
ということ。
そう、人は、
「多重人格で当たり前」なんです(笑)
1番分かりやすいのは、
仕事や社会では、こんな風にふるまう自分がいるけど、
家では全然違った自分がいる。とか。
しっかりときとんとしたふるまいをするけど、
頭の中は割と「なんくるないさ~」と思っている自分がいるとか。
自分の中に、
5つの自分を感じることができますか?
10天体中、
パーソナルを示すのは「5つ」です。
5つだとしても、同じサインにすべてある人は、とっても稀です。
そしてだいたいにおいて、
矛盾する自分を持っているもの。
だな~と、ホロスコープを読ませてもらうと感じます。
その矛盾には落差がありすぎて、
バランスをとるのが難しいと感じる人もいるし、
無意識の場合は、ただ「なんかしんどい」と感じる人もいるかもしれない。
自分と深く向き合う。
自分と本気で向き合う。
そのときに、他者の言葉は不要です。
そして実際にはそれは、
「他者のふりをした自分の言葉」です。
自分が1番、
「それはダメだ」
と思っている。
わがままであればあるほど、
家族思いの自分の性質も矛盾して持ち合わせていれば、
「ワガママ」を否定するし、
完璧主義であればあるほど、
人と仲良くしたいという矛盾した性質も持ち合わせていれば、
「完璧な人付き合い」ができない自分を否定する。
相反する性質は、いつも自分の中にある。
どちらかが優勢であれば、
もう一方は「ダメな自分」として映される。
だったらもう、いっそのこと、
「ダメな自分もオッケーしてしまおう!」
それは結果、
自分の性質を「肯定」して、うまく使える「魔法の言葉」にすり替わる。
人にダメだと言われても、気にするな。
身内にダメだと言われても、気にするな。
自分でダメだということは、もうおしまいにしよう。
みーーんな、みんな、
色んな自分を持っているのだから。
じゃんけんと同じ。
自分が出したものが、
相手に対して「勝つ」ものになるか、「負ける」か「あいこ」かは分からない。
でも相手の出すものを気にしすぎて、
自分が出すのを苦しめてたら、本末転倒(笑)
人生は楽しむためにある。
じゃんけんも、いっそ全部楽しもう!
一回じゃんけんで大負けしたからって、
またじゃんけんして、同じもの出しても、結果が同じとは分からないんだから。
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