占星術には、「キロン」という小惑星を使うことがあります。
土星と天王星の間に軌道を持つという、
ちょっと変わった小惑星で、
キロンが意味するものは「傷」。
キロンは傷ついたヒーラーともいわれるそうです。
そういわれてピンときますか?
来る人とこない人がいるかなと思います。
それはキロンが出生図で、他天体とどんなアスペクトをとっているか、になると思います。
わたしは、ピンと来ない人でした(笑)
天王星とオポジションのみで、個人天体とからんでいないので意識しづらいのだと思います。
しかしわたしのキロンは9ハウスにある双子座。
もしこれをカルミネート天体とみなすなら、
基本10天体にカルミネートがない(薄い)私にはとても重要な星です。
キロンの傷は知るだけではなく、
その傷から得た経験をどのように生かすのか、
それが自分の人生を生きる、使命を生きることになります。
わたしは、キロンの傷について認識がありませんでした。
特に傷と思えることはなかった。
それでいうならば、土星2ハウスのほうがガッツリ効いていたので(おまけに冥王星もいるw)、キロンを学んだとき腑に落ちる感覚がありませんでした。
そんな私が、急に昨日、キロンの傷を自分の中に見つけ、号泣する事件が起こりました(笑)
自分のあまりにもなポンコツなところ、社会の役に立てない自分、
社会人の人たちとうまく交流、コミュニケーションをとれない自分、
「わたしは社会の役に立たない」という傷でした。
このキロン。
なんと、木星と土星のミッドポイント上にあります。
木星と土星は社会を示しますね。
急になぜこの傷を見ることができたのか、
SAの木星がキロンにトラインを取り始めたので、そこかな~とも思うのですが・・・。
わたしのネイタルチャートは、何度も言うように、カルミネート天体がありません。
1番MCに近い天体で、獅子座の月。次に水星。それ以外はすべて北半球にあります。
もともと社会に対しての意識がとても低いし、
そこで活躍できる天体もありません。
でも私の知性を示す乙女座の水星は、活発になればなるほど、
繋がれた土星を意識し、社会にルールや、社会的な活動をすることで私自身の価値を生み出しますが、
いざ!外へ出てみると、「できない」のです。
努力でできるでしょ!って思われるかもしれないんですが、
それをさんざんやってもできなくて、
心が病んで、わたしは自分を見失っていったのです。
でもあまりにも情けなくて、
社会のクズじゃん!それじゃあ!!と自分を嘆き、
自分を責めてしまい、号泣でした。
でも1日経って落ち着いてくると、
それこそが「存在しているという価値」なんだなぁと。
社会の役に立って、なにか社会で行動して、、、
それだけが人の価値じゃない。
「自己価値」に対しての考え方の変化が、わたしの土星をも変化させていくのかもしれないですね。
そんなキロンの傷。
そこを見つけ、向き合ってみたからこそ、見えてきたものもありました。
これからそれを、一つずつ行動していこうと思います!
そういえば、前職で先輩によく怒られていたのは「敬語」。
電話でお話をする際も、気を抜くとクライアント様に向けて「うんうん」と言って頷いていました(笑)
あとはクライアント様先で飲み物を聞かれたときに、私はコーラをお願いしたのも、有名な話(笑)
先輩もそりゃ怒りますよね~w
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